仕事に復帰した。
久しぶりの職場は、
変わっていないようで、どこか少し違って見えた。
自分の中の緊張のせいかもしれない。
以前のように働けるだろうか。
迷惑をかけていないだろうか。
そんな思いを抱えながらも、
目の前の仕事を一つずつ進めていった。
特別なことをするのではなく、
派手な成果を出すのでもなく、
ただ与えられた役割を、誠実にやる。
それだけを意識した。
復帰したばかりの自分にできるのは、
全力疾走ではなく、
丁寧に歩くことだと思ったからだ。
心のどこかで、
上司に「よくやっているね」と
言ってもらえたらうれしい、という気持ちもある。
認めてもらえたら、
少し安心できる気がする。
でも同時に、
誰かの言葉だけに支えを預けるのではなく、
今日の自分ができることをやれたかどうかを、
自分で確かめることも大事にしたいと思った。
誠実に取り組むことは、
すぐに目に見える結果にならないこともある。
それでも、積み重ねた時間は、
きっとどこかで伝わると信じている。
復帰したばかりの今は、
大きな評価よりも、
今日の自分が納得できる一日を重ねていきたい。
その先に、
自然と「よくやっている」と
言ってもらえる日があればいい。


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